よくある質問
「夢の図書館」へ寄せられた質問にご説明いたします。
「夢の図書館」へ寄せられた質問・問い合わせに対してこのページでご説明いたします。
新たな質問・問い合わせがある方は「問合せ・質問」ページのフォームから質問・問い合わせをお送り願います。
質問文(Question)をクリックすると説明文(Answer)が表示されます。
Q1.「夢の図書館」へ入会申し込みする前に「夢の図書館」を見学することはできますか?見学費用は掛かりますか?
「夢の図書館」を見学した後で、その場で入会手続きをして、そのまま利用できますか?
A1.入会前の「夢の図書館」の見学は可能です。無料で見学できます。見学は10分程度で一通り見学できます。
「お問合せ」欄より見学希望日を、見学希望日の前日までにご連絡願います。準備の都合で、見学希望日を調整させていただく場合があります。
事前の連絡無しで見学のためご来館されないようお願いいたします。事前の連絡が無い場合は、閉館していて、立ち入ることができません。
「夢の図書館」を見学した後に、その場で入会手続きを行うことができます。入会手付きには、現住所を確認できる各種免許証など公的証明書類をお持ち願います。書類の複写は行いません。現住所の確認のみです。
会費のお支払と「1日利用券」を購入いただけましたら、その後は「夢の図書館」を普通にご利用いただけます。
「夢の図書館」では、貴重本を自由に読んでいただける方式になっておりますので、入会時に本人確認をお願いしております。
Q2.「夢の図書館」とは、どんな図書館ですか?
A2.クラウドファンディングにより138名からの支援を受けて誕生した技術雑誌専門の私設の図書館です。
100年分、約2万冊の技術雑誌を収蔵しています。収蔵内容は、以下のジャンルの雑誌と一部の書籍です。
「科学・技術」「ラジオ・無線」「エレクトロニクス」「コンピュータ」「模型・工作」「船舶」「鉄道」
「航空・宇宙」「漫画・アニメ」「SF・映画」「デザイン・アート」「教育・学習」「軍事」「一般・その他」
蔵書の館外貸出は行っていません。来館いただき読んでいただきます。一部の雑誌は合法的なコピーサービスを提供できます。
「夢の図書館」の利用の前に会員登録が必要です。「夢の図書館」の利用は予約制です。予約いただいた日のみ利用できます。予約無しで来館いただいても利用できませんのでご注意願います。会員登録済の会員を対象に、予約無しで利用できる「オープン利用日」を設定する場合があります。「夢の図書館」は、ブックカフェ的要素もありますので、読書だけではく、同好の士が集まる「たまり場」として、たのしくご利用願います。
「夢の図書館」の蔵書の元になった雑誌は、館長の吉崎武が子供時代から1970年代の月刊アスキー編集長時代までに収集した技術雑誌です。その後も収集を続けた分と、新たに「夢の図書館」用として寄贈いただいた雑誌や書籍で構成されています。
これらの貴重な技術雑誌を公開して広く利用いただくために、「クラウドファンディング」の力を借りて、ブックカフェ風の私設図書館としてオープンしました。
付帯施設として、館長の吉崎武が子供時代に製作した模型と、学生時代に使用していた無線機を展示する「模型とラジオの博物館」と、1970年代の月刊アスキー編集室で利用していた8bitマイコンを中心に展示する「マイコン博物館」があります。
「夢の図書館」の利用者は、「模型とラジオの博物館」と「マイコン博物館」を追加費用無しで見学できます。
更に、模型工作や、電子工作ができる「工作デスク」と、8bitマイコンの体験利用ができる「マイコン体験コーナー」を用意しています。こちらはオプションで、ご利用には追加費用が掛かります。
「夢の図書館」館長の吉崎武は、3歳の頃から「初歩のラジオ」の記事写真に感激し、「子供の科学」「模型とラジオ」「ラジオの製作」「CQ ham radio」などを読み進みました。高校生のときに学研の「6年の科学」の編集部でアルバイトをして記事の監修を担当しました。その他、電子技術誌、トランジスタ技術誌の編集部等にも出入りしていた。技術雑誌好きが功を奏して大学生時代に月刊アスキーの編集長を務めました。今まで読んできた技術雑誌の面白さを、月刊アスキーの編集企画の隠し味にしたので、月刊アスキーは大躍進しました。
Q3.「夢の図書館」の利用には、どのくらい費用が掛かりますか?
A3.会員システムを採用しているので、まず会員登録お願いします。会費は以下の表のようになっています。
「夢の図書館」の利用は、「1日利用券」を購入いただきます。時間単位の料金はありません。料金は以下の表のようになっています。
「夢の図書館」 利用料金表 |
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種類 | 内容 | 料金(税別) |
入会金 | ありません。会員期間が途切れた場合は、年会費のみで再入会できます 新規入会特典は初回入会申し込み時のみ適用です。 | - |
スタートセット (会員証+1日利用券) | 初回入会時の特典として「会員証」3000円+「1日利用券」1枚1000円を組み合わせたスタートセットを3000円(税込)にてご用意しています。 税込価格で3000円ですので、税別価格は2777円になります。 スタートセットと同時に「1日利用券」を追加購入される場合は、税込価格で1000円ですので、税別価格は、925円になり、同時購入がお得です。 | 2,777円 |
会員証 | 夢の図書館の会員の年会費/1年間有効/継続可能(継続特典あり) 社会人・大学生・高校生・中学生 共通 | 3,000円 |
1日利用券 (社会人/大学生) | 夢の図書館の営業時間内で1日利用できる利用券 社会人/大学生対象 蔵書の閲覧、読書デスクの利用、マイコン博物館・模型とラジオの博物館の見学 1日利用券の有効期限は、発行から2年間 | 1,000円 |
1日利用券 (中学生/高校生) | 夢の図書館の営業時間内で1日利用できる利用券 中学生/高校生対象 蔵書の閲覧、読書デスクの利用、マイコン博物館・模型とラジオの博物館の見学 小学生は、会員である保護者の付き添いがあれば2名まで無料/オプションは有料 1日利用券の有効期限は、発行から2年間 | 500円 |
マイコン体験コーナー オプション (社会人/大学生) | マイコン体験コーナー設置機器の操作・プログラミング 社会人/大学生対象 (追加の1日利用券 1枚でも利用できます) *プログラム記録用オーディオ・カセットテープ 1本付き | 1,000円 |
マイコン体験コーナー オプション (中学生/高校生/小学生) | マイコン体験コーナー設置機器の操作・プログラミング 中学生/高校生/小学生 対象 (追加の1日利用券 1枚でも利用できます) *プログラム記録用オーディオ・カセットテープ 1本付き | 500円 |
工作デスク オプション (社会人/大学生) | 工作デスクと備え付け機器・工具等の利用 社会人/大学生対象 (追加の1日利用券 1枚でも利用できます) | 1,000円 |
工作デスク オプション (中学生/高校生/小学生) | 工作デスクと備え付け機器・工具等の利用 中学生/高校生/小学生 対象 (追加の1日利用券 1枚でも利用できます) | 500円 |
手ぶらで電子工作体験 | 既存の電子工作キットを用意しています。手ぶらで楽しめます。 所定の材料費等が別途かかります。 工作デスクを利用いただきます。 | - |
手ぶらで模型工作体験 | 既存の模型工作キットを用意しています。手ぶらで楽しめます。 所定の材料費等が別途かかります。 工作デスクを利用いただきます。 | - |
蔵書のコピーサービス |
「コピーサービス説明ページ」をご覧ください。 遠隔コピーサービス対応 | |
雑誌記事の調査サービス | 「コピーサービス説明ページ」をご覧ください。 遠隔コピーサービス対応 |
Q4. 「マイコン体験コーナー」では、どのようなマイコンを利用できるのですか?
A4.「マイコン体験コーナー」では、1975年頃から1985年頃までに発売されたビンテージマイコンを利用可能です。
「マイコン体験コーナー」の利用はオプションで、追加費用が掛かります。
プログラミング体験などができます。「マイコン体験コーナー」の後ろ側の本棚には、同じ時代の人気マイコン雑誌を配架していますので、マイコン雑誌に掲載されているプログラムを打ち込んで走らす事ができます。
入力されたプログラムはカセットテープに記録してお持ち帰りできます。カセットテープは館内でも販売しています。
プログラム・カセットテープは、次回のご利用時にお持ちいただきマイコンにロードして走らすこともできます。
フロッピーディスクの持ち込みや利用は原則としてできません。フロッピーディスクのメディアは劣化し易く、機材に悪影響を与えるためです。
利用できるビンテージマイコンの機種や整備状況は変動しますので、個別にお問合せください。
マイコン体験コーナーの後ろの本棚(開架書庫)に以下の雑誌を用意しています。
月刊アイオー、月刊アスキー、月刊マイコン、月刊RAM、月刊ログイン、月刊マイコンBASICマガジン、月刊ポプコム、月刊テクノポリス、月刊コンプティーク、月刊Pio、Oh!MZ、Oh!X、ポケコンジャーナル
閉架書庫に以下の雑誌を用意しています。
月刊アイオー(1976年~1996年)、月刊アスキー(全巻セット)、マイコンサーキュラ、マイコンライフ、日経バイト、学習コンピュータ、
Q5.「工作デスク」では、どのような事ができるのですか?
A5. 「工作デスク」には、電子工作と模型工作を行える機材、測定器や工具をご用意しています。
「工作デスク」の利用はオプションで、追加費用が掛かります。
電子工作材料や模型工作材料を持ち込んで、「工作デスク」でハンダ付けや、組み立てを行うことができます。
また、既存の「電子工作キット」と「模型工作キット」をご用意していますので、手ぶらで来館して電子工作や、模型工作を楽しむことができます。「電子工作キット」と「模型工作キット」は実費で販売しています。
館内で購入できる「電子工作キット」と「模型工作キット」の内容は変動しますので、個別にお問合せください。
Q6.「開架書庫」と「閉架書庫」があるそうですが「閉架書庫」の見学や「閉架書庫」で読みたい本を探す事はできますか?
A6.「開架書庫」は読書室に隣接しています。「開架書庫」にある本は、必ず元の場所に戻すというルールを守っていただくことでご自由に読んでいただくことができます。
「閉架書庫」は、読書室とは離れた場所にあります。一般利用者の「閉架書庫」内の見学や、直接的な本の出し入れはできません。「閉架書庫」に在る本は、スタッフが出し入れしますので、「閉架書庫」に在る本でも全て読んでいただくことができます。
「閉架書庫」に入室して利用出来るのは、クラウドファンディングの参加者、個別のご支援をいただいた支援者、機材や本の寄贈を頂いた方です。
Q7.スマートフォン、タブレット、ノートPCの持ち込みは出来ますか?電源とWiFiは使えますか?
A7.「夢の図書館」内へのスマートフォン、タブレット、ノートPCの持ち込みと利用が可能です。
電源と館内WiFiは無料で利用できます。モバイル機器への充電も無料で利用できます。
必要な場合は、有線LANもご提供できます。
ノートPCなどを利用してご自身の業務を行っていただくこともできます。普通のブックカフェと同じです。
スマートフォンや携帯電話での通話は室外でお願いします。
Q8.遠い場所ですので午前中から「夢の図書館」へ行って、一日滞在したいと思います。長時間の滞在は許されますか?利用中の途中外出や、飲食はどのようになりますか?
A8.「夢の図書館」には利用時間による追加料金はありませんので、1日中リラックスしてご利用いただけます。
「夢の図書館」の利用中の途中外出は自由にできます。買物やお食事のための外出は自由です。
「夢の図書館」では飲食の提供はありませんので必要な飲食物を事前ご用時願います。飲食物の持ち込みは自由です。
ただし、本を守るために、食事中は読書をしないで、本を汚れない安全な場所に置いてください。
「夢の図書館」のそばに「ファミリーマート」、「セブンイレブン」、「ローソン」が在りますので、ご利用願います。
「夢の図書館」のそばに「デニーズ」、「サイゼリア」、「ジョナサン」、「モスバーガー」があります。
「夢の図書館」のカフェコーナーにセルフサービスのカプセル方式カフェベンダーを設置していますのでご利用願います。
カフェコーナーには、ソフトドリンク等も用意しています。カフェコーナーの利用料はカンパ方式です。
カフェコーナーには、読書中も安全に飲める蓋付きのマグカップをご用意しています。
Q9.地方から「夢の図書館」に行きますので数日間連続で利用したいのですが可能ですか?
また、「夢の図書館」の近くに宿泊できる場所はありますか?
A9.事前にご利用予定日に予約をいただくことで複数日の連続利用もできます。
「夢の図書館」には利用時間による追加料金はありませんので、オープン時間から終了時間までご利用いただけます。
お近くにお泊りの時は、「夢の図書館」を、朝9時から利用いただくことができます。事前にご連絡願います。
「夢の図書館」周辺の宿泊施設をご紹介します。
宿泊予約や、料金などは、各施設へ直接お問い合わせ願います。
- 「古民家リラックスホーム」 【夢の図書館 推薦宿泊施設】
(素泊まり宿 旅館的な飲食サービスなし 宿泊者総数:10名)
(特長:昭和初期の古民家に宿泊する貴重な体験)
(バスルーム、共用キッチン、コミュニティースペース、Wi-Fi在り)
http://relaxhome.tokyo/
1泊1名 3,500円(税込)
チェックイン 16:00から、チェックアウト 11:00まで (時間相談可)
「夢の図書館」から徒歩 約10分、駐車場在り
JR青梅線 東青梅駅から徒歩 約10分「夢の図書館」からのコメント:
利用者からの評価が高いです。リピート利用されています。
本当にリラックスできたそうです。家族連れにもお勧め。
最初は値段が安いので心配されましたが、対応がとても良いそうです。
貴重な日本家具や、綺麗な日本庭園も楽しめるので外国人利用者が絶賛。
「夢の図書館」から徒歩 約10分で、途中にデニーズが在り、朝食・夕食もできます。
「夢の図書館」の予約と同時に、宿泊先として「古民家リラックスホーム」を予約されることをお勧めします。 - 「ゲストハウス & カフェ青龍 kibako」(レトロなカフェの奥にある町屋風ゲストハウス 宿泊者総数:20名)
(レトロなカフェにて飲食サービスあり)
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/164479/164479.html
https://www.facebook.com/guesthouse.seiryuukibako/
https://twitter.com/seiryukibako
1泊1名 素泊まり相部屋 3,500円(税込)
1泊2名 素泊まり 3,900円(税込)/1人
2名から5名までの相部屋あり
チェックイン 16:00から、チェックアウト 11:00まで (時間相談可)
「夢の図書館」そばの「東青梅駅」から一つ隣の駅「青梅駅」下車
JR青梅線 青梅駅から徒歩 約3分「夢の図書館」からのコメント:
学生さんのグループなどにお勧め
- 「コンフェスタイン 河辺」 (小規模なビジネスホテル 宿泊者総数:64名)
http://www.comfesta.net/
シングルルーム 約 5,000円から
ツインルーム 約10,000円から
「夢の図書館」から徒歩 約10分 (ほぼ1本道)
「夢の図書館」そばの「東青梅駅」から一つ隣の駅「河辺駅」下車
JR青梅線 河辺駅から徒歩1分、駐車場在り
徒歩1分で「河辺温泉 梅の湯」在り (温泉と食事サービス在り)「夢の図書館」からのコメント:
ビジネスホテルが落ち着くという方にお勧め
- 「かんぽの宿 青梅」(御岳渓谷に隣接した温泉付きリゾートホテル 宿泊者総数:200名)
https://www.kanponoyado.japanpost.jp/oume/index.html
1室2名 1泊2食付 10,200円(1名)から
1室2名 1泊朝食付 7,200円(1名)から
チェックイン 15:00から、チェックアウト 10:00まで
「夢の図書館」からはタクシーの利用を推薦(約3Km)
JR青梅線 青梅駅から循環バスで 約10分 (約2.5Km)、駐車場在り「夢の図書館」からのコメント:
御岳渓谷の散策や、御岳山のハイキングなど周辺観光時に便利。
温泉や豪華なお食事も楽しめます。家族連れにお勧め。
Q10. 「夢の図書館」に行ってきたことをSNSに書きたいのですが写真を撮影しても良いですか?
A10.「夢の図書館」の建物や、読書室の室内、展示物の写真撮影はご自由に行っていただて構いません。
閉架書庫スペースと事務所部分の写真撮影は禁止です。
写真撮影時は他の利用者様やスタッフが写真に写らないようご配慮願います。
SNS、ブログ等への掲載もご自由に行っていただいて構いません。
Q11.「夢の図書館」で読んだ本を写真撮影してよいですか?また、書き写してよいですか?
A11.「夢の図書館」の蔵書の写真を撮影されるのは構いませんが、撮影された写真の利用は私的利用の範囲でお願いします。
写真複写スタンドの持ち込み、イメージスキャナーの持ち込み利用は禁止します。
Q12.コピーサービスは自分でコピーを取るセルフコピーですか?
A12.コピーサービスはスタッフが行います。コピーするページをご指示願います。
利用者様がご自身でコピー操作を行うことはできません。
貴重な本がコピー操作で傷まないように特殊なコピー機を使用します。操作はスタッフにお任せ願います。
コピーするページが多い場合は当日のお渡しが出来ない場合があります。その場合は後日宅配メール便でお送りします。
後日の宅配メール便送付となった場合の送料は無料といたします。
Q13.紙へのコピーサービスではなくPDF形式のデータで提供いただくことが出来ますか?
A13.「夢の図書館」では「公益財団法人 日本複製権センター」との契約に基づく合法的なコピーサービスを提供しています。この契約で許可されているのは紙によるコピーサービスのみとなります。
PDFやデジタルデータを提供するコピーサービスは契約上提供できません。
一旦、紙へコピーされた内容を利用者様が私的利用の範囲でPDFやデジタルデータにスキャン変換されるのは自由です。
Q14.遠隔地の方も利用できる「宅配コピーサービス」があるとのことですが、著作物のコピーを代行で取って送付するのは著作権法違反ではないですか?
A14.夢の図書館」では著作権法を守りながら利用者への各種サービスを提供する予定です。
「夢の図書館」は、多くの出版社が加盟する「公益財団法人 日本複製権センター」と本や雑誌などの著作物の複写(コピー)を合法的に有料販売できる契約を締結済みです。
「公益財団法人 日本複製権センター」は音楽分野のJASRACのような団体で、同センターと契約して、著作物のコピーに必要な規定の対価を支払うことで合法的に著作物の複製と有料販売が可能になります。
「夢の図書館」では同センターと契約済みですので、著作権法を守りながら雑誌記事などのコピーサービスを有料で利用者へ提供することができます。これは私設図書館としては画期的なことです。
尚、同センターと契約すれば全ての雑誌のコピーや販売が可能になるということではありません。
同センターに雑誌などの複製権管理を委託している出版社の雑誌が複製可能になります。
現状で「夢の図書館」にて雑誌のコピーが販売できるのは以下の雑誌です。たくさんあるので一部を紹介します。
(版元の都合により複製権管理を委託の内容が変更される場合があります)
「子供の科学」、「学生の科学」、「小学生の科学」、「航空少年」、「科学画報」 (誠文堂新光社)
「日本理科少年」、「少年工作」、「初歩のラジオ」、「無線と実験」、「電子展望」 (誠文堂新光社)
「ラジオ・アンド・テレビジョン・ニューズ日本語版」 (誠文堂新光社)
「マイコンライフ」、「学研の科学」、「学研の学習」 (学習研究社)
「月刊RAM」 (廣済堂出版)
「BRUTUS」、「popeys」「オリーブ」 (マガジンハウス)
「HotDogPress」 (講談社)
著作権の時効に関する説明
以下は現行の著作権法の場合です。今後著作権法が変更になる場合もあります。
著作物には個人が創作した著作物と、会社などの組織に所属した人が業務として創作した法人著作物(職務著作物)の2種類があります。法人著作物の代表例は新聞記事や雑誌記事、製品の操作マニュアル等です。
現状の著作権法では、新聞や雑誌等の記事で法人著作物に該当する記事はその著作物の公表から50年間で著作権が時効になり消滅します。(著作権法53条) (2018年12月30日より70年間に延長、既に時効になったものは復活しない)
個人の著作物は著作者の没後50年間で著作権が時効になりますが、法人著作物は公表から50年間で著作権が時効になります。
2015年現在では、50年前の1965年以前に発売(公表)された雑誌で、編集部の社員や、大学や企業などの会社組織、国や軍、研究機関などの公的組織に所属した著者が業務や公務で書かれた記事の著作権は時効で消滅しています。
過去100年分の雑誌を所蔵する「夢の図書館」では、50年以上昔の蔵書も多くあり、これらの雑誌記事では著作権が時効で消滅した記事が多いです。(2018年12月30日より70年間に延長、既に時効になったものは復活しない)
有名な「青空文庫」では、作家の没後50年以上経過して著作権が消滅した有名文学作品をネット上で公開しています。
「夢の図書館」では、貴重な技術雑誌の記事の中で著作権が時効で消滅した記事を「青空文庫」のように有効に利用する方法を今後検討したいと考えています。
『「夢の図書館」のコピーサービスは著作権法上問題だ』という指摘がネット発言に有りますが、上記のように出版元との契約により複写権をクリアーした記事、もしくは、時効により著作権が消滅した記事のみコピーサービスを提供する予定です。
「夢の図書館」では全ての蔵書のコピーサービスを無差別に提供するものでは無いことを事前にご理解願います。
Q15.どうしても読みたい雑誌やコピーが欲しい雑誌があるのですが現状の蔵書リストにはありません。リクエストできますか?
A15.蔵書一覧表に登録してある雑誌が「夢の図書館」のすべてではありません。
毎月、毎週新着本がありますので、未登録の雑誌や書籍は常時約1,000冊程度あります。
場合によっては登録待ちの本に中に必要な雑誌があるかもしれませんのでお問い合わせください。
お探しの雑誌が蔵書に無い場合は「夢の図書館」の独自のルートで探してみます。
古い雑誌との出会は偶然ですので必ずお探しの雑誌が見つかる保証はありませんが特に注意して探してみます。
Q16.私も子供時代に技術雑誌を読んだおかげで楽しい技術者人生を過ごしました。現在はリタイヤ世代で空き時間が有ります。
「夢の図書館」のお手伝いをしたいのですがボランティアなどは募集されていますか?
A16.ボランティアのお問い合わせをいただきありがとうございます。
「夢の図書館」では蔵書の整理や記事データベースへの登録作業等で多くのマンパワーを必要としています。
これらの作業は一般の方では難しい作業ですが技術者としてのご経験がある方でした適任と思います。
ボランティア協力はありがたいのですが現状の運営体制では十分な謝礼ができません。
例えば、4時間ボランティア協力をいただいたら「夢の図書館」を1日無料でご利用いただけるというような案があります。
無理のない範囲でボランティア協力をお願いしたのでご希望をお知らせ願います。
Q17.「夢の図書館」の趣旨に大いに賛同しました。何らかの応援寄付を行いたいのですが、どのようにしたらよいですか?
A17.「夢の図書館」は、「クラウドファンディング」という支援者の応援活動により生まれました。支援活動をいただけたので、小学生には無料で、中高校生には500円という料金で利用できるようになっています。今後の活動には、更なるご支援が必要ですので、是非、と支援をお願いいたします。ご支援活動についての詳細は、「ご支援のお願い」ページをご覧願います。
Q18.私の手元にも古い技術雑誌がたくさんあります。「夢の図書館」へ寄贈したいのですがどのようにしたらよいですか?
A18.寄贈のお問い合わせをいただきありがとうございます。貴重な雑誌を多くの方に役立てることができます。
「夢の図書館」の収蔵カテゴリーの範囲に入る雑誌で、現在蔵書に無い技術雑誌は特に歓迎いたします。
蔵書リストに有る雑誌でも、現状の蔵書に傷みがある場合もありますので、現状の蔵書リストにある雑誌でも寄贈の問合せをいただけると助かります。
寄贈の問合せをいただく場合は、お持ちの雑誌の雑誌名と発行年月をお知らせ願います。冊数が多くて個別の発行年月が解らない場合は大体でけっこうですので発行年月をお知らせ願います。どのように対応できるかご返事いたします。
寄贈いただきました方へは、「夢の図書館」の特別会員証をお贈りいたします。有償買い取りは行っていません。
寄贈いただいた雑誌・書籍には寄贈者名を表記します、WEB表示する蔵書一覧にも寄贈者名を表記いたします。
寄贈者名は、本名でも、匿名でも、ペンネーム、ハンドルネーム、コールサインでも、ご希望のお名前を表記いたします。
寄贈者名は、「夢の図書館」が続く限り表記させていただきます。
寄贈の連絡を取り合っている内に、音信不通になる場合もあります。寄贈を思い立ったら、体調が良い内に整理を兼ねて、早めのご連絡をお願います。貴重な雑誌を多くの方に役立てることができます。
寄贈が決まりましたら、輸送用の箱などをお送りしますので、本を詰めて、送料着払いで「夢の図書館」へ送付願います。
個人で整理して箱詰めできないほどの大量に蔵書がある場合は、箱詰めと運び出しができる引っ越し業者を派遣することもできますのでご相談願います。
一旦、寄贈いただきました雑誌等の返却は行っておりませんので、ご検討の上、寄贈のご判断をお願いいたします。
Q19.手元に古いマイコンや模型、無線機あります。「夢の図書館」へ寄贈したいのですがどのようにしたらよいですか?
A19.寄贈のお問い合わせをいただきありがとうございます。貴重な機材を多くの方に役立てることができます。
「夢の図書館」に寄贈いただけば、一般的な処分とは異なり、いつでも会いに来ることができます。
まず、どのような機材をお持ちなのかお知らせ願います。本体だけでなく、附属品、マニュアルや説明書、関連資料があると、技術史的な資料性が増します。お知らせいただいた内容で寄贈を受け入れできるか検討いたします。
受け入れが決まりましたら、輸送用の頑丈な箱と、箱の中にクッション材、返送用の送料着払い荷物伝票を入れてお送りいたします。必ず輸送用の箱をご利用願います。簡易な梱包で輸送しますと貴重な機材が壊れて届くことがあります。
寄贈いただきました方へは、「夢の図書館」の特別会員証をお贈りいたします。有償買い取りは行っていません。
寄贈いただいた機材には寄贈者名を表記します、WEB表示する所蔵機材一覧にも寄贈者名を表記いたします。
寄贈者名は、本名でも、匿名でも、ペンネーム、ハンドルネーム、コールサインでも、ご希望のお名前を表記いたします。
寄贈者名は、「夢の図書館」が続く限り表記させていただきます。
寄贈の連絡を取り合っている内に、音信不通になる場合もあります。寄贈を思い立ったら、体調が良い内に整理を兼ねて、早めのご連絡をお願います。歴史的に貴重な機材を多くの方に役立てることができます。
一旦、寄贈いただきました機材等の返却は行っておりませんので、ご検討の上、寄贈のご判断をお願いいたします。
Q20.明治大正時代の雑誌などはどのように集めたのですか?
A20.古い雑誌は処分されることが多いので収集には苦労しました。
長年続く旧家にて古雑誌が保管されていることがありますが都市部では空襲で殆どが焼失しています。
戦前の雑誌などは空襲を受けなかった京都の教育関係者のご自宅で大切に保管されてきた雑誌などを譲り受けました。
大正時代や昭和初期の雑誌ですが折り目も無く新品のように綺麗な雑誌も多いです。とても大切に読まれていたことが解ります。
これらの古い雑誌を読まれるときは、70年前、90年前の子供達がどのような気持ちでこの雑誌を読んだか、当時の時代背景などを理解して思いをはせてみてください。
Q21.「夢の図書館」の名前の由来を教えてください。
A21.子供の頃に心をときめかせて読んだ技術雑誌や、夢に見るほど懐かしい技術雑誌に再会できる図書館という思いを込めて「夢の図書館」と名づけました。
ヨーロッパ諸国に在る「世界遺産のような夢の図書館」とは異なる趣旨での命名です。
Q22.自宅から遠く離れた場所に移動するので、地震などの大規模災害で、交通機関が停止して帰宅難民になった場合、「夢の図書館」に足止めされます。災害時には何か対応してもらえますか?
A22.「夢の図書館」では、将来のある日に、東南海地震、東京直下地震、富士山噴火などの災害が同時に発生することを想定しています。その時は、来館者が足止めされ孤立しますので、帰宅困難になった来館者用として、1週間程度の食糧、飲料水、燃料等を備蓄しています。非常用の自家発電設備も用意しています。
「夢の図書館」が位置する青梅市は、関東地区でも最も地盤が頑丈な地区です。東南海地震、東京直下地震が発生しても、大きな揺れが襲う可能性は低い地域です。また、「夢の図書館」が入居しているビルは、通常の事務所用ビルではなく、珍しい要塞系のビルでとても頑丈に建てられています。
Q23.東京都内の行きやすい場所に移転するとか、都心に2号店を開設する予定はないですか?
A23.「夢の図書館」ではバックヤードを含めて250平米の場所を使用しています。
同じ広さの事務所を都心に確保した場合は場所代が高騰します。都心に開設できれば利用者は増えると思われますが、広い場所が必要な図書館ですので利用者1人につき場所代費用だけで1万円程度になり、時間料金などの設定も必要になります。
都心での開設は料金的に難しいと思われます。
東京都青梅市ですと都心からの移動に時間が掛かりそうですが中央線特別快速(青梅特快)に乗れば青梅市まで直行ですので想像より早く到着します。都心から青梅市に着くと清浄感のある空気に驚くと思います。是非いらしてみてください。
貴重な蔵書を守る点でも青梅市は優れています。現在の場所は直下に岩盤層があるとても強固な場所です。東日本大震災でもほとんど揺れませんでした。
都心ですと岩盤があるのは地下2Km程度です。しかも岩盤層までは地質学的に見てプリンのような柔らかい地層です。
東京直下地震、東南海地震が発生した場合は強固なビルの中に居たとして被害は免れられません。
青梅市は、海抜200m程度ありますので、地震だけでなく、津波や洪水の被害を受ける可能性も低いです。
将来のある日に、東南海地震、東京直下地震、富士山噴火などの災害が同時に発生しても、貴重な本を守れる体制を保っています。
場所代だけでなく災害から貴重な蔵書を守るためにも青梅市を選択しました。
Q24.将来は飲食もできる本格的なブックカフェになるのですか?
A24.現状ではお食事の提供はありませんので飲食物の持ち込みや買い出しはご自由にしています。
近くにコンビニエンスストアが在りますので、各自必要な飲食物をご用意願います。
「夢の図書館」の読書室にセルフサービスのカプセル方式カフェベンダーを設置していますのでご利用願います。
Q25.子供の頃に読んでいた「子供の科学」「模型とラジオ」「初歩のラジオ」「ラジオの製作」をもう一度読めるのは夢のようです。しかし、感激のあまり泣いてしまうと思います。一人で泣きながら読める場所はありますか?
A25.申し訳ありませんが個室の読書室のご用意はありません。
お一人様用の読書テーブルがありますのでこちらをご利用願います。
「夢の図書館」を利用される方は皆さん子供時代や青年時代に読んだ本と再会して目頭を熱くされています。
子供時代の自分の投稿記事を見つけて涙腺崩壊された方も居ました。
「夢の図書館」では、これらの本と再会して涙を流されるのは普通の事ですのでお気にされないでください。
Q26.昔の本を読むなら国会図書館を利用すればよいのでは?
A26.ご指摘のように国会図書館には過去に発行された出版物が日本で一番揃っています。
国会図書館の東京本館と関西館の施設を利用できる方には、国会図書館の利用をお勧めします。
日本国内の出版社に自社の出版物を国会図書館に納本することを義務つける「納本制度」がありますので国会図書館には日本国内で出版された出版物はすべて揃っていることになります。
しかし、日本国内の全ての出版物を国会図書館に納本する納本制度が始まったのは戦後の昭和23年(1948年)でしたので、それ以前の明治・大正・昭和初期の出版物は全て納本されていません。
更に書籍に比べて雑誌の納本はさらに少ないので国会図書館でも明治・大正・昭和初期の技術雑誌は所蔵されていない雑誌があります。
また、納本制度の施行以後である昭和30~40年代の技術雑誌でも何らかの理由により国会図書館に所蔵されていない雑誌があります。
「夢の図書館」では賛同者からの寄贈により国会図書館に無い雑誌も一部ですが所蔵しています。
戦前の雑誌は空襲により焼失したものも多いですが「夢の図書館」では戦災を生き延びた貴重な雑誌も所蔵しています。
例えば、戦前の「子供の科学」は発行元の誠文堂新光社でも半数しか保存していないそうです。
戦前から神田錦町に本社が在った誠文堂新光社は空襲で本社が焼け落ちて多くの出版物を焼失したそうです。
「夢の図書館」では空襲を受けなかった京都の旧家からの寄贈を受けた戦前の「子供の科学」などが揃っています。
これらの貴重な雑誌を「夢の図書館」にて是非ご覧願います。
「夢の図書館」は、小学4年生(約9歳)以上から利用できますが、国会図書館は満18歳以上からの利用です。
「夢の図書館」では、調査目的の方は、雑誌1年分(12冊)単位で本棚から持ち出して閲覧できますが、国会図書館では3冊単位の館内貸出で、返却してから次の館内貸出になります。
「夢の図書館」では、古い本や貴重本も原本が見られますが、国会図書館では、一部の貴重本はマイクロフィルムです。
■「夢の図書館」の休館日と開館時間
「夢の図書館」休館日 | ご予約が無い日は、休館しています。事前のご予約が有る日だけ開館しています。 |
「夢の図書館」開館時間 | 11時から21時ですが、予約が有る日の、予約が有る時間だけ開館しています。 |
初めての利用方法 | どのような私設図書館であるか確認できる無料見学を用意しています。 「予約状況/お知らせ」カレンダーに「@予約受付中」の表示が有る日に無料見学と利用が出来ます。 ご利用前日の21時までに「無料見学申込み」ページより見学予約申し込みを行ってください。 「夢の図書館」から送信される「予約確認メール」を受信して無料見学の予約が確定します。 無料見学後に、その場で会員申込をいただき、会員として、そのまま1日利用できます。 無料見学不要の場合は、「会員申込み」手続を行ってからご利用願います。 |
お願い | 「図書館」という名称を付けているので、公立図書館のように毎日開館している印象がありますが、運営スタッフが常駐していない小規模私設図書館なので、予約日の予約時間のみ開館していますので、ご協力をお願います。 普段は閉館していますので「予約確認メール」の受信無しで来館されないようお願いいたします。 |